始めまして!
12/12からインターンで秘密基地に来ております、カオルコです。
インターン?何それ??って感じですが、普通のコワーキングスペースとはちょっと違う(らしい)秘密基地でお手伝いさせていただきながら、居心地の良いコミュニティの在り方を探っていきたいと考え、東京から参りました。
さて、わくわくしながら乗り込んだ秘密基地、いざ足を踏み入れてみると
「何やってるかよう分からんけど、面白い人ばっかりいる!!!」
これ!これが最初の印象でした!!!
面白い人たちが集まっている理由を探っていけば、居心地のよいコミュニティというものが分かるかもしれない。ひとりひとりにじっくりお話を伺ってみたい。
というわけで、秘密基地にいる人にインタビューしてみることにしました!
秘密基地に来たことがない人にも読んでいただいて、「ちょっと行ってみようかな?」と思ってもらえると嬉しいです。
基地おかみ ゆりさん
ゆりさんは秘密基地のおかみさんです。
おかみさんといっても、チャキチャキした感じではなく、人をあったかく包み込んでくれるような柔らかい雰囲気のある人です。
↑コード巻いてるゆりさん
■つなげようとはしていない
秘密基地では色んな人がつながって、常に新しいこと・面白いことが起こっているようです。その秘訣って何なんでしょう?と聞いたら、こんな風に答えてくれました。
「私は無理につなげようとはしてないんよね。来てもらう人に居心地のいい場所を作るだけ。リラックスしてもらえればいいと思う。そのための工夫はいろいろしている。時間帯によって照明を切り替えたり、打ち合わせしているグループが複数あったらBGMの音量を大きくしたり。常にお客さんを見て調節してる」
新しい人が入ってきたとき、おかみさんが人を紹介することもありますが、既にいる利用者の間で自然に声をかける雰囲気が出来ているそうです。
■大事なのは「Welcome感」と「受け容れること」
「私が心がけているのは、受付でしっかり笑顔で迎えること。来てくれる人に、ここを家みたいに思ってもらえると嬉しい。みんな親戚みたいな感じで」
いろんな人が秘密基地には来ます。中には対応が難しいと感じることも。でも常に来た人を歓迎する気持ち(Welcome感)を大事にすることと、どんな人でも受け容れることを心がけているそうです。
「昔はそんなことできなくて嫌な気持ちが顔に出てたりした。でも今は『なんでこういうこと言いよるんやろか。なんか理由があるんやないやろか』って一瞬止まって考えられるようになった」
簡単なようですごく難しいことをサラリと言ってのけるおかみさんです。
人が集まるためには情報を惜しみなく出すことも大事だと語ってくれました。この場やここに集う人たちに貢献しようという気持ちを、ひとりひとりが持っていることが重要なのかもしれません。
「最初は自分から提供すること。秘密基地でやっている創生塾もすごい低価格でやってる。そうやって先に情報を提供して、それによって他の人もレベルアップしたら、みんなでプロジェクトができるようになる。そういうことを期待して色んなイベントをやってるよ」
■おばあちゃんみたいな存在になりたい
ゆりさんが今強く思っているのが、もっと気軽に秘密基地に来てほしい、ということ。そう考えて「基地おかみ」のブログも開始。日々の出来事や考えたことなどの情報を掲載しています。
基地おかみブログ http://lineblog.me/hmkokm802/
将来は、どこの家にでもいる「おばあちゃん」のように、笑顔で頷きながら人の話を聞いている存在になりたいそうです。
「昔は一生懸命働いて働いてってしてたけど、ある日ふと考えたのね。これで私は幸せなんかなって。やっぱり自分が幸せになることが一番大事よ。秘密基地でご飯作って、食べてくれた人に笑顔になってもらうこと、これが今の幸せ」
↑まだコードを巻いているゆりさん
ゆりさんとのお話が終わった後、「顔が変わったねー。さっきまで硬かったのに」と他の方から言われてしまいました。ゆりさんの柔らかい空気が私の気持ちもほぐしてくれたんだなーー。ゆりさん、何かよう分らんけどすごいです。