「最近どう?」「それってめちゃ『Coworking』やね」
最近まで『Coworking』をなかなか自分の言葉に出来ずにいました。コワーキングスペース秘密基地の店長になるに当たって、この『Coworking』を自分なりの言葉で言語化したいと思っている中で、偶然ですが8月9日の世界コワーキングデイも近いと言うことで記事にしようと思います。
あっ、コワーキングデイって何?と思われる方が殆どですね。
もちろん私も秘密基地に来てから知ったんですが、こんな日があるんですよ。
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2005年8月9日、サンフランシスコでBrad Neuberg氏がはじめて『Coworking』という言葉を使って(作って)、Spiral Museというビルの一室に確か2人がやってきて仕事をしたのが、現在のコワーキングの原型と言われています。
それを記念してこの日をコワーキングデイとし、毎年世界中のコワーキングでなにかしらイベントが開かれてます。
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この『Coworking』と言う言葉を、様々な方々が言語化しています。
私も秘密基地に来た当初(4年前)はコワーキングスペースを誰かに説明するのに苦労しました。
「仕事や作業ができる場所よ」
「勉強も出来るし、ちょっとしたイベントで交流出来るよ」
そんな答え方でした。今思えば雑だなと思います。
最近になってなんとなく見えてきました。
『Coworking』の本当の価値は、その場にいること、参加することで見えて来ると。
中の人でありながらも、関わる仲間と共に様々なプロジェクトを進めていく中で、お互いを知って強みや弱みを共有し、最高のパフォーマンスが出せるポイントを共に創っていく。
その繰り返しの中で「共創」の意識が大きくなってきました。
何気ない会話の中にチャンスの芽が見えるようになってきたり、お客さんのお仕事の話を聴きながら、あの人の悩みはこの方なら解決出来るかもと思えたり。
そんな気づきもまた『Coworking』の側面にあると思います。
この場が持つ、多様な繋がり、それこそが『Coworking』の本質なんじゃないかと思っています。こればビジネスだけに限らず、カルチャーの部分や、食、教育、最近では旅やアートなど、『Coworking』が持つ繋がりは本当に広く大きいと感じます。
そんな多様な繋がりを生み出すことが『Coworking』であり、生み出す場がコワーキングスペースだと私は思っています。
今日もいろんな方が利用してくれてます。
中にはワーケーションを利用して遠方からきてくれた方もいて、近くの美味しいお店の話や、お仕事の話、他県から見た北九州の良いとこ、悪いとこなどコミュニケーションを通して繋がりあえる関係作りをスタッフたちはやってくれています。
私はこれからもいろんな方へ、その価値を伝えて行きたいと思います。
世界コワーキングデイ!詳細はもう少しお待ちください!